商業登記漫歩 平成26年8月4日号(55号)

◇ 「高松・函館・長崎そして佐賀」
 7月は、日本列島を縦断しました。5日高松(香川県司法書士会)、12・13日函館(函館司法書士会)、19日長崎(長崎県司法書士会)、26・27日佐賀(佐賀県司法書士会)と東京を発ち四国、北海道、九州と酷暑の中を日本列島の三つの島を巡りました。
 最後の佐賀は、26日10:20福岡空港着。久間監事の出迎えを受け、久間先生の車に同乗して佐賀県司法書士会研修会の会場である佐賀市民会館へまいりました。天候は正に酷暑の中、“佐賀燃ゆ”というところ。その酷暑の中を、多くの皆様にお集まりいただき感激しました。13:00から16:30まで楽しくお話しをさせていただきました。最後の質疑応答もなかなか活発で現場の執務の実体を垣間見る気がして、当職にとっても参考になりました。嘉村会長、久保山研修部長を始め佐賀県会の皆様お世話になりました。

◇ 定款作成のプロ必携!「選択肢付 合同会社定款作成ソフト」が完成しました。
 合同会社は、プロが使う制度として創設されています。約30に及ぶ定款の相対的記載事項をどのように活用するのか、相続または合併による持分承継の規定(会社法608条)の仕方だけでも8通りの方法があります(この規定を欠く定款は欠陥定款といえます。)。合同会社の定款に最低限必要な相対的記載事項および任意的記載事項を盛り込むには、定款は最低でも20条にはなります。会社成立後に定款を変更するには、社員全員の同意が必要です。したがって、合同会社の定款には、設立当初から、想定されるすべての事項を盛り込んだ理想の定款を作成しておく必要があります。合同会社の設立は、定款がすべてです。「合同会社の設立は定款の作成に始まり、定款の作成で終わる。」と言っても決して過言ではありません。これらの要請をソフトの面から支援するのが「選択肢付 合同会社定款作成ソフト」(株式会社リーガル発行)です。このソフトでは、選択肢のある定款の条文等をベースに、依頼者に対する質問依頼者の応答を繰り返しながら定款を作成する方式です。これさえあれば、合同会社の定款に関するあらゆるニーズに対応できます。定款作成のプロ必携です。是非ご購入ください。「選択肢付 合同会社定款作成ソフト」を持たずして、合同会社を語るべからずです。
 お問い合わせは、株式会社リーガル(089-957-0494)へどうぞ。